共謀罪新設反対
共謀罪の新設に反対しましょう!
「共謀罪新設に反対」日弁連が院内集会
日本弁護士連合会は5月21日、共謀罪に反対する集会を国会内で開き、市民や法律家、国会議員など50人が参加しました。
主催者の角山正日弁連副会長は、犯罪の実行がなくても謀議だけで処罰することを可能にする共謀罪新設法案について、「鳩山邦夫法相が積極姿勢をとっており、法案の行方は不透明で予断を許さない。引き続き国会の審議に備えたい」として、同法案に強く反対することを表明しました。
日弁連国際刑事立法対策委員会副委員長の海渡雄一氏は、日本政府が共謀罪新設に固執する背景にアメリカ政府との密約が存在する可能性を指摘し、「いまのところ今国会での審議入りを食い止めているが、日米両政府の捜査当局の強い意思は一貫しており警戒を解くことはできない」とのべました。(5月22日付け「しんぶん赤旗」から)